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第98回  地域の防災拠点としての大学の役割@工学院大学②

今週はまるちゃんこと丸岡美貴と事務局の伊藤でお届けします。
現在、私たちは工学院大学新宿キャンパス25階にいまして、そこからお話をお届けしようと思います。今回は工学院大学建築学部まちづくり学科の村上正浩先生と、このラジオではすっかりおなじみのグローバルリンクルの市居嗣之さんからお話を伺います。

 

まるちゃん:
前回消火器が約17秒しか噴射できないということについて初めて体験する学生の反応はどういうものでしょうか?

村上先生:
実際に驚く学生が多いです。実際に火を消火するので火傷をしそうになる学生もいます。輻射熱という言葉を知っていても、どれくらいの距離で何キロカロリーの熱を得ることはデータで知っていても、実際にどれくらい熱いのかまでは実際に体験しないとわからないので、言葉での消火器の使い方は知っていても実際に消すというのは体験しないと使いにくいものです。

まるちゃん:
工学院大学は新宿の中心に位置する学校ですが、地域との提携などはありますか?

インタビューに答える村上さん(右)と市居さん(左)
インタビューに答える村上さん(右)と市居さん(左)

村上先生:
大学としては新宿区と災害時の連携協定を結んでいます。区と大学が連携して減災を行っていき、地域の方にたいして人作りの観点でセミナーを開講したり、地域の方々と訓練をおこなったり避難所にて支援を行います。

まるちゃん:
市居さんに質問です。前回新宿区で災害時に滞留者が発生した場合、工学院大学の一階が解放されると聞きましたが、くわしく教えてください。

市居さん
新宿区との提携で新宿駅西口方面での滞留者受け入れは工学院が現地本部になります。ちなみに東口の場合は新宿区役所になります。まだ構想中ですが、西と東に拠点を置きボランティアの本部も現地本部に置いてスムーズの機能できるように考えています。また、非常時に人の手で情報を渡さなくてもいいように各建物に通信手段を置き、例えば工学院大学が火災でも付近のビルが人を現地まで派遣しなくても把握できているシステムを構想中です。工学院の学生たちには集まる情報を元に、ボランティア人材を斡旋できるようにしていきます。

次回もインタビューは続きます。お楽しみに!

担当

石井 将(国士舘大学)

石井 将(国士舘大学)

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