HOME > リサーチ部 > ちよだボランティアセンター長の片倉 裕司さんに聞く①~地域のボランティアセンターとは?~

リサーチ部

第72回 ちよだボランティアセンターの片倉 裕司センター長に聞く③~学生だからこそできることは?~

今回も前回に引き続き、ちよだボランティアセンターでセンター長を務めていらっしゃる片倉 裕司さんにお話を伺いました。インタビュアーは「ななみん」こと東洋大学の高橋 七望です。
今回は、私たち学生や大学がボランティア活動をする際に心がけておいた方がいいことについて伺いました。

ななみん:
友だちがボランティア活動に興味を持ったり、実際にボランティア活動に参加したりしていますが、私たち学生や大学などの団体が災害時だけでなく活動していくにはどうしたらいいでしょうか?

片倉さん:
千代田区は、多くの大学があります。そのため、大学と行政が協定を締結していて、その内容としてまず一つ目は災害時などに大学のキャンパスを開放し、一時的に帰宅困難者や被災者を収容できること。二つ目は、その方たちに、備蓄品などを提供できるように蓄えてもらっています。そして三つ目は、各大学側の学生に講座を開いて災害時などでボランティアとして活躍できるようにそういった学生を養成できるように取り組みを行ってもらっています。
この千代田ボランティアセンターも学生に対して、毎年9月に千代田区に通っている学生40人ほどを、岩手県大槌町へ連れていきそこでボランティア活動や住民と交流を行うプログラムがあります。その学生たちが東京へ帰って、東京からでもできる被災地への支援や東京で災害が起きた時などに、どのような対応をすべきか話し合ってもらっています。
そして、そのことを千代田区の防災訓練の時に活かしてもらったりしています。また、学生一人ひとりが仲良くなれるような取り組みとして「被災地支援ツアー」など行っているところです。

ななみん:
それでは、私たち学生やラジオを聴いているリスナーへメッセージお願いします。

片倉さん:
若い人が来るだけでもその場が和やかになりますし、明るい雰囲気を与えるんです。そのことを踏まえると例えば、地域でも千代田区の祭りに学生が参加して、区民との関係づくりを行うことはいいことですし、災害時に見知らぬ人から助けられるより知っている人から助けられた方が精神的にいいと思うんですよね。なので、お互いの良い関係が築けられたらいいなと思います。

ななみん:
私は、神奈川出身で、東京の大学に来ていますが東京の方が災害などの確率が大きいと思います。そうなると私の場合は、東京の祭りに参加して、ボランティアセンターや地域に住んでいる人との関係づくりを普段からすることが大切なのだと思いました。
三週間にわたってありがとうございました。

インタビューに答えてくださる片倉さん
インタビューに答えてくださる片倉さん

担当

岸本 匡史(東洋大学)

岸本 匡史(東洋大学)