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第68回 兵庫県姫路市FMゲンキの津雲 あおいさんに聞く【2】 ~緊急放送へ切り替えるタイミング~

 今週も先週に引き続き、兵庫県姫路市FMゲンキの津雲 あおいさんに、緊急放送などで切り替えるタイミングをルール化した理由や、夜間などの人員不足などにどう対応しているのか、一人の場合どうやって最新の情報を集め、発信していくのかなどについてインタビューしてきました。インタビュアーは、「あゆみん」こと中央大学の上田 歩です。

インタビューに答えていただいた津雲さん
インタビューに答えていただいた津雲さん

上田:
 緊急放送などで、通常放送に切り替えるタイミングはいつでもいいと思いますが、何故ルール化にしたのでしょうか。
津雲さん:
 何か基準がないと何かが起きたときにうまく対応しきれないからです。FMゲンキには30人パーソナリティーがいるのですが、各々が迷うことなく必要な情報を届けることが必要です。
上田:
 生放送かどうかでいろいろ変わってくるのでしょうか?
津雲さん:
 そうですね。生放送中や有線放送の配信中とかそれぞれに悩みがありました。ルール化する前は、生放送の場合、放送の途中で災害に関連する情報を発信して、元の放送に戻るときに内容は全然違うわけで、リスナーの方に違和感をあたえてしまう可能性があります。
上田:
 急にバラエティー番組なんかが始まると「あれ?さっきまで…」って思いますよね。
津雲さん:
 そのような感じを与えてしまいますよね、また例えば、「大雨による災害に気を付けてください」と言った後に、そのことにそぐわないような歌が流れてくることも違和感を与えてしまいます。
上田:
 リスナーさんからそのような声があったんですか?
津雲さん:
 そのようなお声は直接もらってはないですが、私たちも一人のリスナーとして聞いて考えるきっかけになりました。
上田:
 緊急放送に切り替える時や夜間などの人員が不足している時などはどのように対応されていますか?
津雲さん:
 基本的に社員で行います。ですが夜中は厳しいこともあるので、防災パーソナリティーを決めています。防災パーソナリティーは局に近い人が基本的になります。ですが、一般のパーソナリティーも許可をもらっておこなえます。また訓練もおこなうので、一般パーソナリティーでも問題ないです。
上田:
 なるほど。そこで人員の確保をされているわけですね。
 それでは万が一、一人でやらなければいけない時はどのような対応をおこなっていますか?
津雲さん:
 一人ですと困りますよね。そのために、事前に啓発文を何十パターン収録してあるので、それをAPS(自動番組運行装置)というものを使い、事前に収録してあるのが流れる仕組みになっています。一人でも、その啓発文が流れているうちに情報を収集し、つなげる形をとっています。見かけ上は二人ですが、実際は一人の場合もあるということです。
上田:
 なるほど。ありがとうございました。

担当

岸本 匡史(東洋大学)

岸本 匡史(東洋大学)