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リサーチ部

第53回 首都防災フォーラムとは

 今週から二週にわたって東京都墨田区両国にあります、横網町公園からお届けします。前回のつくばロケに来てくださったラジオつくばのディレクターの井上 征彦さんも一緒にインタビューしていきます。今週は首都防災ウィークの一つのプログラムとして行われる首都防災フォーラムの主催者でいらっしゃるNPO法人東京いのちのポータルサイトの瀧澤 一郎理事長にお話を伺っていきます。

今回、なぜ首都防災フォーラムを横網町公園で行おうと思ったのですか。
 旧陸軍被服所として有名ですが、関東大震災のときここに逃げてくれば安心だ、ということで多くの人が逃げてきました。ですが、逃げてきた3万8千人が火災旋風に巻き込まれて亡くなってしまうという悲惨な場所でした。
首都防災フォーラムの概要について教えてください。
 一言でいうと、まもなく来るであろう関東大震災・東京大震災にどうやって備えるかということを専門家の意見を聞きながら考え、実行していくというフォーラムです。
首都防災フォーラムを開いたきっかけを教えてください。
 公益社団法人全国私有物件災害協済会さんと過去6回にわたって日本耐震グランプリというイベントを行い、そこで全国で顕著に防災に功績のあった団体を紹介、表彰してきました。今回はその延長線でより多くの方に活動を知ってもらうために、また、関東大震災、東京大震災が近づいているということを伝えてもらうためにこの場所を選び、開催しました。

 瀧澤さんありがとうございました。

 また、公益社団法人全国私有物件災害協済会で常任理事をされている浮揚 康夫さんにもお話を伺っております。

首都防災フォーラムに浮揚さんはどんな形で携わっているのですか?
 首都防災の主催者の一員として関わらせていただいています。わたくしたち公益社団法人全国私有物件災害協済会は、市の財産(市民のための財産)に火災などの被害があった時に全国の市が共同して法人を作り、共済していくという団体です。防災減災が大きな法人の仕事の柱になっています。
 特に今回は、関東大震災90周年、また記憶に新しい東日本大震災から2年半ということで、震災のいろんな被害を確認しあいながらこれから起こるとされている首都直下地震に対して一人ひとりが備えるという意味で、今回主催者という形でやっています。
フォーラムの内容について教えてください。
 90年前に被害にあわれた方の当時の生々しい声をお伺いして、次に来た時の対策を学べるのではということでお招きしていますし、防災減災の研究をされている方に意見をいただき、参加者が聞いて日頃から対策が行えるような趣旨でやっています。
大学生に向けてメッセージをお願いします。
 関東大震災は90年前で私は経験していませんが両親から経験談を聞いていました。次に我々が繋げていくということで、大学生は東日本大震災を経験していてボランティア活動をしている方もいると思うので息長く次の世代につなげて防災の意識を忘れないように伝えていってほしいと思います。

 やっぱり災害を風化させてはいけないと思います。浮揚さんありがとうございました。
 以上、リサーチ部でした。

担当

吉田 龍平(東洋大学)

吉田 龍平(東洋大学)