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第50回 茨城県つくば市北条まちづくり振興会・宮本 孝さんに聞く【1】 ~竜巻災害とは~

 今回は、つくば市北条地区にある、北条ふれあい館というところからお届けします。
 2012年5月6日にここで竜巻が発生して、大きな被害が出ました。今回は、北条まちづくり振興会のメンバーでいらっしゃる宮本 孝さんにその時の様子をお伺いします。

お話をお伺いした宮本 孝さん
お話をお伺いした宮本 孝さん

ミヤモトさんは竜巻災害のときに「北条街かど新聞」を立ち上げられたとお伺いしましたが、どのような経緯で始まったのですか?
 竜巻が起きた直後は、電気がダウンしてしまいましたので、ネットはダメ、電話もダメ、そして自動車や自転車がやられて交通手段もないという状況でした。
 竜巻が起こった後、多くのボランティアの方が来てくださり、炊き出しもあったのですが、それらを街の人に伝えるための手段がなかったのです。そこで北条まちづくり振興会に関わってくれていた筑波大学の学生やOBを中心に、壁新聞を作ったのがきっかけです。実際に配るなんてことはできないわけですから。
 そこでは「こんなボランティアさんが来ていますよ」「炊き出しが何時からどこでありますよ」などの情報を載せていました。

取材場所となった北条ふれあい館
取材場所となった北条ふれあい館

被害としてはどのようなものだったんですか?
 家の土台ごとひっくり返ったところもありますし、亡くなった方もいます。
 また、北条地区の繁華街の中心部がやられたということで、大きく報道されました。一軒一軒状況は違うのですが、「隣の家の屋根が家に飛んできた」「瓦が飛んできたので、カーテンに隠れて難を逃れた」というようなことがたくさんありました。電柱がちぎれるように倒れていましたし、竜巻というのは街が洗濯機の中に放り込まれるようなものなのです。

竜巻災害のお話を伺う
竜巻災害のお話を伺う

 宮本さんの話は次週も続きます。

担当

石井 将(国士舘大学)

石井 将(国士舘大学)