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リサーチ部

第17回 平成16年の台風23号水害をふり返る【3】 ~兵庫県豊岡市高屋地区区長・三方 捷郎(みかた かつお)さんに聞く~

 今週から二週に渡り、兵庫県豊岡市高屋地区区長の三方 捷郎(みかた かつお)さんにインタビューをしています。
 三方さんは、豊岡市とFMジャングルが制作した「防災ワンポイント」という番組を聞き、その内容を実践し、自主防災組織に取り組み、地域防災の強化に力を入れておられます。
 今週は、三方さんに、平成16年10月20日に発生した台風23号での高屋地区の被害状況についてお聞きしました。
 インタビュアーは、FMジャングルの西村 基局長です。

平成16年の台風23号水害をふり返る【3】 ~兵庫県豊岡市高屋地区区長・三方 捷郎(みかた かつお)さんに聞く~

高屋地区はJR豊岡駅の西側ということで、大きな地区と聞いていますが?
 病院が駅の西側に移転してから、急に都市化が進んでいます。約2,000人の人口を抱え、まだまだ発展が進んでいます。
高屋地区の区長になられてから何年目ですか?
 3年目です。
台風23号の時は何をされていましたか?
 地区の評議員として、区の役員のサポートをしていました。
当時の被害状況はどうでしたか?
 大型台風23号が豊岡市を襲い、一夜で泥沼化。死者が9人、建物も9,000塔近い建物が被災を受けました。この地域で、100年遡っても、このクラスの災害はないと思います。
 高屋地区でも、近くにある円山川が氾濫し、内水が増水したので、ほとんどの家が浸水しました。地盤が低い地域では、建物の一階部分がほとんど浸水状態でした。

平成16年の台風23号水害をふり返る【3】 ~兵庫県豊岡市高屋地区区長・三方 捷郎(みかた かつお)さんに聞く~

区民の一人としては何をされていましたか?
 何もできませんでした。膝上まできた水が引くまで、ただ、ぼーと見ていることしかできなかったのです。
その後、区長になって防災に取り組んでいるということですが?

平成16年の台風23号水害をふり返る【3】 ~兵庫県豊岡市高屋地区区長・三方 捷郎(みかた かつお)さんに聞く~

 この被災の経験を検証して行く中で、自分で自分の身を守る知恵をつけないといけないという意識が芽生えました。たまたま市では、激甚災害の工事に進みながら、豊岡市をいかに災害から守り、減殺効果を市民に提供するかということを勉強していました。
 平成22年にFMジャングルが放送していた「防災ワンポイント」というラジオ番組や、家庭の防災無線を通じて、防災の知恵を得ることができました。
 被災をしたということもあり、地区の長として地域を強くしたいという思いがあったので、FMジャングルの放送や防災無線を聞いて、少しずつ勉強し、地区の自主防災を立ち上げました。昨今の東日本大震災の被害なども見て、やはり自分の身は自分で守るという意識を広めたいと思っています。