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リサーチ部

第13回 福祉施設の地域における役割

 東京都葛飾区水元にある社会福祉法人 手をつなぐ福祉会「水元そよかぜ園」に行ってきました!!
 「水元そよかぜ園」は、重度の知的障害の方のために日中の活動を支援し、また軽度の知的障害の方のために作業や就労を支援する施設です。災害が起きた際に、障害のある方の避難支援や避難所でのサポートが重要な問題になりますが、今回は、菅野 忠園長から「水元そよかぜ園」の地域における役割についてお話を伺いました!!

災害が起こったとき、「水元そよかぜ園」はどのような役割を果たすのですか?
 葛飾区から要請を受けたときに、支援を必要とする障がい者に対しての専門的な避難所を設けています。それは二次避難所と呼ばれます。
二次避難所とは何ですか?
 一時避難所というのは、一般住民が避難する学校等のことです。二次避難所は、健常者と一緒に生活をすることが困難な災害弱者の受け入れを積極的に行う施設のことです。
「水元そよかぜ園」という施設を知っていただくために、日頃どのような広報活動を行っていますか?
 避難所としての役割に関しては、葛飾区の方で広報活動をしていただいていますが、私たちの方でも行っています。「水元そよかぜ園」はどのようなところなのか、どういう人たちがきているかを多くの方に知っていただくために、お祭りをやったり、バザーをやったりしています。
 また、地元の町会と災害が起きた時にお互い助け合う「災害時相互応援協定」を昨年結びました。
お祭りはどういったことをするのですか?
 「水元そよかぜ園」に来ている方たちは、映画とか歌謡曲とか歌手を見に行ったりすることが多少困難なのです。ですから例えば、施設に芸能人の方に来ていただいて、近隣の方にも楽しんでいただくことをしています。
 今年の8月も「サマーフェスタ」という名前でお祭りをやったのですが。メインは大場久美子さんに来ていただき、歌や踊りで楽しませていただきました。
 また、自分たちのお茶会のようなものにみなさんをお呼びして、入所者と地域の方と一体となって、一緒に何かをみんなで楽しむことを目指しています。

福祉施設の地域における役割 福祉施設の地域における役割
福祉施設の地域における役割

「一緒にやる」
 収録で「水元そよかぜ園」を色々と見学させていただいている中でこの言葉はわたしにとってとても印象的でした。
 「わたしたちの中に『できない』という言葉は存在しません。そうやって切り捨てるのではなく『どうすれば一緒にやれるのか、できるのか』という視点で常に考えています」と菅野さんはおっしゃっていました。

福祉施設の地域における役割

 「水元そよかぜ園」の菅野 忠園長のインタビューは次回にも続きます。

担当

丸岡 美貴(法政大学)

丸岡美貴(法政大学)