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リサーチ部

第111回  女性の防災の味方、防災ガールにインタビュー

リサーチ部です。20代30代に焦点を当てた防災ガールという団体の田中美咲さんとIVUSAのOG筒木愛美さんに「ぼのぼの」こと法政大学の松浦奈々がお話しをお伺いしました。

 

ぼのぼの:
防災ガールはそもそもどんなことをやっている団体ですか?

田中さん:
防災ガールは20~30代の若者を中心に防災意識の低い子に対して「もっと防災がおしゃれでわかりやすく」というコンセプトをもとに、防災に関するイベントや商品開発などのプラニングを行っています。今までの防災グッツは機能性重視でものはいいですが、持ち歩きたいとはなかったと思っていて、私たちの家に置いても合わないし、大きさ軽さなどのデザインで女性が持ち歩きたいと思うデザイン性を重視した商品を作りました。

ぼのぼの:
なぜ20~30代の女性に焦点をあてたのですか?

防災ガール代表の田中さん
防災ガール代表の田中さん

田中さん:
最近の厚生労働省の調査でこの世代の防災意識が顕著に低いことがわかっています。そこをターゲットにしようと思った時に、自分たちも20~30代の女性なのでターゲットと伝え手の年代が近い方がいいと思い防災ガールのターゲットが決まりました。

ぼのぼの:
防災ガールをはじめたきっかけは何ですか?

田中さん:
始めたきっかけは東日本大震災を経験したことがきっかけです。東日本大震災のあと被害の大きかった東北へ行き、復興支援をずっとしていました。被災された方から支援してくれるのはありがたいけど、ちゃんと自分のことをしっかりしてから復興支援をやって欲しいという言葉をいただきました。その言葉をいただいた時に、行ったこともない東北の支援をすることも重要だけど自分のことも重要だと思い、防災ガールをはじめました。

ぼのぼの:
筒木さんが防災ガール入ったきっかけは何ですか?

現代版防災訓練の様子(写真真ん中が筒木さん)
現代版防災訓練の様子(写真真ん中が筒木さん)

筒木さん:
私は大学時代にIVUSAで災害救援ボランティアの活動をやっていて、被災された方々の所に入って活動していました。現在社会人になって東京で働いていますが、災害が発生したときに何もできない自分がいて、東京からできることが防災だと思い防災ガールに関わるようになりました。

ぼのぼの:
今回防災ガールのイベント、現代版避難訓練について教えてください。

田中さん:
今回はそなエリア東京という災害体験施設がお台場にあり、そこで開催します。避難訓練を楽しくするにはどうすればいいのかということを考えると、避難場所と避難経路が決まっていてそれを指示通りに動くのは面白くないと思います。どこで被災しても、何があっても自分のスキルとして身に付く避難訓練が必要だと思い今回企画しました。チームで考えながら歩く30分間を企画しています。

ぼのぼの:
防災ガールの活動範囲は東京だけではないですよね?

田中さん:
防災ガールは東京では3チームぐらいありますが、大阪や熊本など全国にメンバーがいます。そこの近くのメンバーがチームを組んで活動しています。趣味など生活や暮らしのフェードに合わせてチームごとの避難訓練も開始しています。

ぼのぼの:
最後にリスナーの方にメッセージをお願いいたします。

田中さん:
防災はダサい、やりたくないなどネガティブなイメージがありますが、防災はこれからの日本では必要なことだと思います。またこの放送を聞いてくださっている中でも防災を強く意識している方は少ないと思います。まずは少しでも始めてみることが必要だと思います。また、防災は楽しみながらできるということを防災ガールのウェブサイト見ながらでもやってもらえたらいいと思います。

筒木さん:
今年に限っても災害はかなり発生しています。日々の備えが一番大切だと思います。防災はとっつきにくいものではありますが、見方を変えれば楽しい時間に変えるやり方がたくさんあるので知ることから一緒にできたらと思います。

ぼのぼの:
ありがとうございました。今週は防災ガールの田中美咲さんと筒木愛美さんにお話を伺いました。以上リサーチ部でした。

 

防災ガールのウェブサイト:http://bosai-girl.com/

担当

吉田龍平(東洋大学)

吉田龍平(東洋大学)

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