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第109回  災害と地名リターンズ~クイズ編~

 情報部パート目に行きます。先ほどのパートでは災害と地名の概要部分に触れました。担当は「でんりゅう」こと東洋大学の吉田龍平と「ともきよ」こと法政大学の友清渉です。
 そこで実践編ということでクイズという形で紹介していきたいと思います。ここではリスクに対してそこの名前が入っていたら危険があるというものを選んでほしいです。後からあげる選択肢の中から選んでもらうという形式をとります。まずは例題です。

 

[例題]
リスク:がけ崩れ
選択肢:①熊(クマ)②欠(カケ)③千(セン)

担当したともきよ(左)とでんりゅう(右)
担当したともきよ(左)とでんりゅう(右)

でんりゅう:
ちなみにともきよさん、この選択肢の中でこの文字があったらリスクの可能性があるという選択肢はどれでしょう。漢字自体にはあまり意味はなく同音異義語でも可能性があるので。

ともきよ:
②かな。

でんりゅう:
正解です。では本番に入りたいと思います。

[第1問]
リスク:がけ崩れ
選択肢:①蔵(クラ)②戸(ト)③須賀(スカ)

でんりゅう:
ではどうですかね。

ともきよ:
③の須賀かな。

でんりゅう:
残念です。正解は①の蔵です。蔵のつく地名は谷や崖が多いという話があります。蔵という言葉は古語で崩れやすいという意味もあります。ではこの問題の中でもう一つ、この中にもう一つ災害地名になりうる言葉があります。どれでしょう。

ともきよ:
②の戸かな。

でんりゅう:
残念です。③の須賀です。須賀は海岸に近い地名です。砂の打ちどころとかですね。海が近く津波の注意があります。

[第2問]
リスク:洪水
選択肢:①蕨(ワラビ)②黄金(コガネ)③鼠(ネズミ)

でんりゅう:
どうでしょう。

ともきよ:
あえての①蕨で。

[第3問]
リスク:鉄砲水・地すべり
選択肢:①栄(サカエ)②貫(ヌキ)③字(アザ)

ともきよ:
地すべり・鉄砲水か。ここは②の貫で。

でんりゅう:
正解です。過去に鉄砲水や地滑りが多かったところを指します。

[第4問]
リスク:津波
選択肢:①裏(ウラ)②美女(ビジョ)③登(ノボリ)

でんりゅう:
最後の問題です。

ともきよ:
①裏で。

でんりゅう:
正解です。入り組んだ地形に見られます。裏という漢字をあてていますが、浦という所もこれに当たります。以上で問題は全てになります。やってみてどうでした?

ともきよ:
当て字だから想像では結びつかず難しかった。

でんりゅう:
今回使った漢字は一部当て字という形で実際に使われている地名をもとに持ってきました。別の漢字でも当てはまることがあります。

 

~まとめ~

災害には地名が関係しているところがあります。また先人の伝えから来る地名もあります。合併で消滅した地域もあります。これは図書館とかに地域の歴史書がありますのでそちらを確認していただけるといいです。
今回紹介したものは一部です。先ほど美女という所がありましたが、あそこは低地を表すものです。まだまだ調べる余地があると思います。ぜひ調べてみてください。
以上、でんりゅうがお送りする、災害と地名リターンズでした。

担当

吉田 龍平(東洋大学)

吉田 龍平(東洋大学)

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