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第9回 渡辺実のぶらり防災・危機管理【9】

防災・危機管理ジャーナリスト渡辺実さんのオフィスにおじゃましています。

このコーナーは、日経ビジネスオンラインの「渡辺実のぶらり防災・危機管理」と連動しています。

今回は、東京江東デルタ地帯についてお話をお伺いしました。

渡辺実のぶらり防災・危機管理【9】

岩村:
「東京江東デルタは昭和40年代から計画があったということなのですが?」
渡辺さん:
昭和40年代の日本は高度経済成長期で、色々な計画が動いていました。昭和44年に、江東再開発基本構想というものが東京都で作られました。東京を災害に強い街づくりとするために6箇所のプロジェクトが提案されたんです。そのうちの3箇所が具体化して今も防災拠点として存在しています。
1つ目は、亀戸・大島・小松川地区という江東区と江戸川区に渡っている約100ヘクタールの再開発です。
2つ目は、木場の東京湾移転です。木場というのは材木が運河に蓄積されている場所だったのです。これが、津波等で家を壊す恐れもあるということで、東京湾埋め立て地に移転するという計画です。跡地は、防災拠点として木場公園という約24ヘクタールの大きな公園になっています。
3つ目は、墨田区の白髭防災拠点です。これは、河川敷を使って、木造密集地域の火災から逃げてくる人達を避難させる安全な砦を作るという発想の防災拠点です。約38ヘクタールあり、隅田川を挟んで東と西があります。東地区は完了しています。西地区については今もまだ事業が進んでいるんですね。
荒川と隅田川という2つの川に挟まれた墨田区と江東区、江戸川区にまたがる地域が東京江東デルタ地帯です。」
岩村:
「ありがとうございました!」

東京江東デルタ地帯についてのお話をお伺いしました。
次回も東京江東デルタ地帯についてのお話を引き続き教えていただきます。

お楽しみに!

渡辺さんプロフィール

渡辺 実(わたなべ・みのる)

渡辺 実(わたなべ・みのる)

防災・危機監理ジャーナリスト。株式会社まちづくり計画研究所所長、NPO法人日本災害情報サポートネットワーク理事長。日本災害情報学会理事。国内外の被災地へ即座に入り、都市・地域防災へのアドバイスやマスメディアの災害報道への協力をはじめ、さまざまな角度から防災・減災に取り組む。全国の講演・研修活動を通じて各自治体や企業、市民の防災への取り組み方や課題も伝え続けている。著書『都市住民のための防災読本』『大地震にそなえる 自分と大切な人を守る方法』『高層難民』他多数、防災アプリ『彼女を守る51の方法』も監修。

詳しい内容は、日経ビジネスオンラインの記事でご覧いただけます。

是非、こちらもご覧ください。

担当

岩村 友香里
(日本大学・メインパーソナリティ)

岩村友香里(日本大学・メインパーソナリティ)