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レポート部

第90回  SNS×防災訓練

 今週は世田谷区が行うSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を使った帰宅困難者対策訓練(通称「ソーシャル防災訓練」)についてIVUSAの危機対応研究所所長の宮崎猛さんにお話を伺います。聞き手は事務局の伊藤が担当させていただきます。よろしくお願いします。

伊藤:
今回行われる帰宅困難者対策訓練は具体的にどういう防災訓練になりますか?

宮崎さん:
リスナーの方もご存じだと思いますが、東日本大震災の時にソーシャルネットワークの中での情報交換に効果があるという話がありました。一方で正しい情報をしっかり認識しないと間違った情報によって惑わされてしまうということもあります。
そこで今回SNSなどの情報ツールを使った防災訓練ができないかということで行っています。今回、東京都世田谷区からということで東急の「二子玉川」駅で行われます。帰宅困難者が滞留してしまうという世田谷区の想定の中で、そういった方に対してSNSを使ってどうやって情報を提供するのかを実証するのが目的です。詳しくはコチラをご覧ください。
主催が世田谷区で共催がIVUSAとYahoo!です。訓練の情報発信はYahooの防災速報というアプリから訓練の情報が流れてくる形になりますね。

伊藤:
この訓練ではどんな情報が流される予定ですか?

宮崎さん:
帰宅困難者を対象にした訓練なので、発災通知があった後に避難所情報が発信されて非難に必要な水だとか帰宅困難者への支援情報が発信されます。その情報に基づいて帰宅困難者役の人は移動してもらいます。
もしかしたらデマの情報でどこかでまったく休めないところで休める情報が出るなどいろいろな仕掛けが用意されています。集合が東急のスペースで受付してもらった後に解散して発災通知でいろいろなところの情報があります。
そしてやり取りはTwitterで訓練用の公式アカウントから情報が発信されます。指示通り情報を把握してゴールにたどりつくような形になります。何人かスタッフが配置されていて仕掛けが施されています。若い人にとって楽しく参加でき機能としてしっかり使えるのかという実験にもなりますね。

 このソーシャル防災訓練には「大学生が防災ラジオ始めました」のパーソナリティも参加して様子もお届けできると思います。

担当

担当:吉田 龍平(東洋大学)

担当:吉田 龍平(東洋大学)

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