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レポート部

第81回 カナダでの震災漂着物撤去活動レポート①

東日本大震災の時に津波で海に流されたものが、海流に乗って様々な国に流れ着いています。今回は3月7日から15日まで行われたカナダ・バンクーバーでの震災漂着物の撤去活動について、IVUSA事務局の高井 洋季さんと、立命館大学の和田 茉莉恵さんにお話を伺いました。聞き手は「すなっち」こと法政大学の砂田 和樹と「まるちゃん」こと法政大学の丸岡 美貴です。


すなっち:
このカナダ隊にはどのような活動背景があったのですか?

インタビューの様子
インタビューの様子

高井さん:
3年前の東日本大震災が起こった3月11日に私はカナダのバンクーバーというところで大学に通っていました。そこで日本のニュースを知って、自分たちもカナダで日本のために何かしようと思い、募金活動を始めました。
その際に、カナダのいろんな方々から募金や「日本がんばれ」という声をいただきました。その約2年後、カナダの方に震災の瓦礫が届いているというニュースを知り、私たち日本人が出来ることがあるのではないかと思い、今回カナダの西海岸の方で恩返しという意味も込めて活動をすることにしました。
またカナダの人たちから見ると日本のものだけでなく、中国や韓国から流れてきたものも同じアジアから流れてきたものになります。しかしそこに震災のときに流れてしまった思い出の品々があるかもしれません。日本人が現地に行って清掃活動をすることによって日本の物を識別することができます。そこで、今回このような企画をして学生に呼びかけました。

まるちゃん:
高井さん発案ということですか?

高井さん:
IVUSAで行ったのは初めてなのですが僕は昨年の5月までカナダにいまして、昨年の3月11日も今回活動を行ったユークレットという場所で現地の日本人と清掃活動を行っていました。そして5月に卒業して日本に帰ってきて、縁があってIVUSあって働いています。そこでIVUSAの学生たちをつれていき、カナダへの恩返しとともに、こんな学生もいるということも伝えたくて発案しました。

すなっち:
なぜ和田さんはこの活動に参加しようと思ったのですか?

和田:
プロジェクトを知ったきっかけは、高井さんの夢に乗っからせていただいたということもありますが、私自身も、一年生の夏と二年生の夏に宮城の東松島や金華山で活動させていただいた想いがありました。その中で、震災を風化させてはいけない、震災がれきの撤去という活動ではありますが、世界中の人々や、日本各地の人たちに、こういうことを忘れてほしくないという想いがあります。

活動の様子
活動の様子

現地の方と(右側が和田さん)
現地の方と(右側が和田さん)

担当

宮本 将司(法政大学)

宮本 将司(法政大学)

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