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レポート部

第70回 海外に漂着した東日本大震災の瓦礫などの回収活動

今週のレポート部はカナダで東日本大震災の漂着ゴミの回収活動をされた高井 洋季さんにお話を伺いました。インタビュアーは東洋大学2年の赤尾 菜々子です。

2013年12月5日付の読売新聞にも取り上げられました
2013年12月5日付の読売新聞にも取り上げられました

赤尾:
皆さんこんにちは。東洋大学2年の赤尾菜々子です。今回防災ラジオ初登場で緊張していますがよろしくお願いします。今回のレポート部ではカナダで東日本大震災の漂着物を清掃する活動について取り上げたいと思います。
高井:
私は昨年の5月まで留学をしていました。カナダに渡ったのが2010年の9月で震災の半年前です。住んでいたのはバンクーバーで震災の時は普通に生活をしていました。そして夜中にニュースを見た時日本が大変なことになっているということを知りました。
そこで日本人として母国に何かできないかと思いボランティア活動を始めました。そのボランティアの一環として昨年自宅の近くの海岸に震災起因の漂着物が流れ着いているというニュースを聞いたので清掃活動を実施したのです。
赤尾:
まずバンクーバーってどこでしたっけ?
高井:
カナダの一番南西ですね。アメリカとの国境とも近くいです。しかし緯度を見るとやはり北に位置するので寒いです。
赤尾:
ありがとうございます。東日本大震災の漂着物ということでどんなものが流れ着いていますか?
高井:
漂着物ということですが、別に震災が無くても日本の漂着物はもともと流れてきていました。震災起因かどうか識別するのは難しいです。流れ着いている主なものは発泡スチロールや漁具の浮きなど、沈まないで浮くものが流れ着いています。
赤尾:
ゴミの量はおおよそどれくらいですか?
高井:
場所によっても違うと思います。自分たちが清掃したときは清掃時間が2日8時間という短い時間でしたが、2トントラックに2台分ぐらいありました。
赤尾:
高井さんがこの清掃活動を始めたきっかけは何ですか?
高井:
先ほども言いましたがカナダに留学している間に震災があって実際に日本に来てボランティアをやってみたい、被災地をこの目で見てみたいというのもありました。そこで自分に何かできないのかなと思いました。
自分自身IVUSAのOBで2年前の宮城県東松島の活動に参加したときにカナダにも漂着物が流れ着いているのではという話があり、実際に帰って調べてみたらゴミが流れていて環境問題になっているということに気付いたので準備を始め昨年の3月に活動することができました。
赤尾:
これからの活動予定はありますか?
高井:
実は昨年の5月に学校を卒業して9月からIVUSAの職員として働いています。今年の3月にIVUSAの学生を70人連れてカナダで清掃活動を行います。
赤尾:
実は私も3月にこの東日本大震災の漂着物撤去活動に参加します。この活動から帰ってきたらまた皆さんにお知らせしたいと思います。
赤尾:
最後にリスナーの方へのメッセージをお願いします。
高井:
学生たちがFacebookページに「愛つなぐプロジェクト」という形で展開していますので興味があればご覧になっていただければありがたいかなと思います。
赤尾:
この活動はまたレポートします。高井さんありがとうございました。以上レポート部でした。

高井さん(右)と赤尾(左)
高井さん(右)と赤尾(左)

担当

吉田 龍平(東洋大学)

吉田 龍平(東洋大学)