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レポート部

第66回 地域防災力向上まちなか点検事業に参加して

 今週は「でんりゅう」こと東洋大学の吉田 龍平が担当します。今回紹介する地域防災力向上まちなか点検事業(大田区ホームページ/PDF)ですが、以前にも「大学生が防災ラジオ、始めました」に出演してくださった合同会社グローバルリンクの代表、市居 嗣之さんに協力をいただいて今回紹介させていただきます。
 この事業は、東京都大田区が行っているもので、私たちは11月26日と12月1日に参加しました。

 地元の人が防災という目線を持って町を歩き、日常に潜む危険を自分たちで探しだし、これを共有して今後に繋げていくという活動です。でもいきなり町を歩いたところで効果が薄くなってしまうので、事前に自分が思う危険な場所を、集合後みんなで考えてから町を歩きました。

まち歩きの様子
まち歩きの様子

 実は大田区の大森という所では坂が多く、急で、道も細く、階段が無いといけないところもありました。そういう所が危険なのではないか、階段だったら手すりが必要なのではないかという話がありました。
 実際に歩いてみて地元の人も驚いていましたが、事前に地元の人が把握していない防火水槽や消火器も見つかりました。

まち歩きの様子
まち歩きの様子

 街歩きを行ってからは、また戻って事前に準備されている白地図に街歩きで探してきた危険な箇所、安全な箇所を共有しました。グループは地区別に3つあり、その中の堤方地区で行いました。危険なところでは坂道、階段、細い道、崖があって崩れないか、塀が倒れないか、などがありました。安全な個所では一時避難場所がしっかりしている、消火栓などの施設も充実している、そして井戸が使える可能性がある、避難場所の表示がしっかり書いてあったなども出ました。

ワークショップの様子
ワークショップの様子

 この活動自分が参加して思ったのは、防災という意識を持って町を歩くと危険なところ、安全な場所など見えてきます。また町ぐるみで行うことにより、近所づきあいができるということです。「大学生が防災ラジオ、始めました」でも以前から、地域でのつながりは本当に大切だという話をしてきました。何が大切かって実際に非常時に連携が取れるということです。今までとは違った町が見えてきます。
 個人でもいいので、ぜひ一度防災という目線を持って自分の街を歩いてみてください。考え方が変わると思います。

担当

吉田 龍平(東洋大学)

吉田 龍平(東洋大学)