HOME > レポート部 > 葛飾区産業フェアレポート【3】 あなたの家は大丈夫?耐震診断をしてみましょう!

レポート部

第58回 葛飾区産業フェアレポート【3】 あなたの家は大丈夫?耐震診断をしてみましょう!

 10月19日にテクノプラザかつしかで行われた葛飾区産業フェアにお邪魔しました。
 ここで防災に関する製品やサービスをレポートしていきます。

 今回は耐震診断、耐震工事を行っている東京都建築士事務所協会葛飾支部の畑中さんにお話しを伺いました。インタビュアーは東洋大学の高橋 七望です。

実際こちらではどのようなことをしていますか?
 葛飾区では老朽化した建物をできるだけ長持ちさせる、燃えない街づくりを推進するために区が助成金を出してますが、東京都建築士事務所協会葛飾支部はそのお手伝いをしています。
私の家は築50年経っているのですが、それは耐震が悪いですか?
 昭和56年(1981年)以前の建物は、以降の建物と地震に対する強さの考え方が違います。それ以前の建物はどちらかというと弱く、また古くなっているので、材木が腐ったり、基礎にひびが入ったり、もしかすると雨漏りしていたり、建物全体が弱くなっている可能性は高いです。

説明してくださる株式会社象地域設計代表取締役の畑中 仁さん
説明してくださる株式会社象地域設計代表取締役の畑中 仁さん

実際に耐震診断をすることになったらどのくらいの期間がかかりますか?
 それぞれの行政区で違いますが、葛飾区では診断をお願いしますという申請を葛飾区に提出して頂いて、私たちから「いつ行きます」という連絡が大体一週間くらいでいきます。
 それから調整ができたら、お伺いして建物の出来る範囲、外や中や床下などを壊さない範囲で確認して、あと建物の間取り、図面をみて、もしもない時には私達の方で図面におこして、サッシが付いている所、付いてない所などをチェックしながら、どこがどのくらい地震に強いか診断します。
地震に対する診断によって、どのように対処していくのか変わりますか?
 当然窓が多い所だと、日本の場合、壁の部分で地震の力に耐えるという構造になってますので、その窓の数だとかを見まして、今はソフトがパソコンにあり、入力するとどこがどのように悪いなど大体わかります。それを元にどのように手当てをするか、ここに壁をつくるとかをやっていき、耐震的に向上するという提案をさせてもらってます。

子どもたちが描いた将来の家をイメージした絵
子どもたちが描いた将来の家をイメージした絵

実際に建て替えなどを行った家は何軒くらいですか?
 去年は270軒診断をやって、それの大体3割か4割程度がその先まで行きましたね。やっぱり費用がどうしてもかかりますので、助成金が出てもちょっと高く、100万単位の費用になってきますので、なかなかそこが乗り越えられないハードルの一つとなってます。
建て替えなければならない家も少なくないということですね。
 結構ありますね。
これは葛飾区以外でもやってますか?
 東京23区、それぞれの行政で、割合や助成金の金額は違いますが、どこでもやっています。

 畑中さん、ありがとうございました。皆さんのお住まいの地域でも是非調べてやって見てください!

担当

高橋 七望(東洋大学)

防ラジのメンバーと(後列右から二人目が担当の高橋)
防ラジのメンバーと(後列一番左が担当の高橋)