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第49回 水害の復旧活動の現場から【2】

 今回は、法政大学4年・丸岡 美貴が、拓殖大学4年・秋山 長寛に水害の復旧作業について聞きました。

丸岡:
 初めに、静岡県西伊豆町と山口県萩市に救援活動に行かれたということですが、期間はどのくらいで行われたのですか?
秋山:
 まず、静岡県西伊豆町の鶯巣地区というところで活動させていただきましたが、僕は2回、鶯巣地区には行っておりまして、2013年の7月18日から21日までと、同月27、28日の日程で活動しました。
 次に、山口県萩市の下川地区では、2013年8月4日から8日まで活動しました。
丸岡:
 秋山くんは、この二つの地域で、具体的にどんな活動をしたのですか?
秋山:
 静岡の二つの活動では、地域の住民の方々の家やお寺で、山から流れてきた土砂を撤去する作業をしました。
 次に、山口の活動では、床上浸水したお宅の家財道具を運び出す作業のお手伝いや、水によって傷んでしまった床板を全てはがし、ヘドロをかきだす作業をしました。
丸岡:
 床上浸水とは、どのような状態を指すのですか?
秋山:
 川から氾濫してきた水が、家の高さより高いため、家の中の床の上まで水が侵入し、ヘドロや流木などが、家の中に堆積してしまった状態です。

水害の復旧活動の様子(右端が秋山)
水害の復旧活動の様子(右端が秋山)

丸岡:
 秋山くんが、この二つの地域で活動してきたなかで、印象に残ったことはなんですか?
秋山:
 まず、僕たちがこうして普段暮らしている街で、突然の豪雨によって、こういう事態になってしまった地域があるということ。テレビや新聞で見る衝撃とは別の現地に行って、実際に自然の恐ろしさというものを肌で感じたということ。地域にお住まいの方々と一緒にお話を伺いながら作業にあたりましたが、静岡のお寺の住職さんには「また頑張ろうという気持ちになれました」というお言葉をいただきました。
 山口では、作業にあたったお宅のお母さんが、涙ぐんで喜んでくれました。その笑顔がずっと忘れられないくらい僕の心の中に残っています。

担当

鎌田 隼人(法政大学)

鎌田 隼人(法政大学)