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第38回 関西で防災について気を付けていること

 先週に引き続き同志社大学4年の丸山 沙織のインタビューをお送りします。今回は2週目最終回です。普段生活している中でどんなことを心掛けているか聞いてきました。インタビュアーは、立命館大学3年元原 悠貴です。

丸山 沙織 元原 悠貴
丸山 沙織(左)、元原 悠貴(右)

 関西圏で起こった大規模な地震災害というと阪神淡路大震災ですが、発生確率が上がっている南海東南海地震や、近畿地方には大阪府にある上町断層、兵庫県にある山崎断層など近い将来大規模な地震を引き起こす可能性のある活断層は数多く見受けられます。このように大地震がいつ起こってもおかしくないというのが現状です。

元原:
先日の5月13日、淡路島でマグニチュード6.3の地震がありました。そのときどうされていましたか?
丸山:
私は地震発生時早朝だったので自宅にいました。地震がおさまったあと棚の上のものがいくつか落ちていました。普段棚の上にはものを並べないようにしていますが、数少ないものでも落ちてきたら怖いなと思いました。
元原:
ちなみに阪神淡路大震災の時の記憶はありますか?
丸山:
はい。その当時私は4歳で大阪の7階建のマンションに住んでいたのでかなり揺れました。食器棚にあったお皿は全部割れましたね。今では扉に鍵金をつけてお皿が飛び出さないようにしています。18年前の震災以降私の家庭では家具の配置に気を使っています。一時期ピアノが寝室にありましたが、倒れてきたら危ないので違うところに移しました。他にもテレビなどといった家具を固定しています。
元原:
非常用の持ち出し品など用意されているんですか?
丸山:
用意はしているんですけれども、今は押入れの中にしまってあります。いつでも取り出せるかといわれると微妙なので置き場所は考えないといけませんね。
元原:
他に何か対策していることはありますか?
丸山:
あとは家族で災害が起こった時の避難先を決めていて、別々の場所にいる場合は集合する場所も決めています。
元原:
家以外でも外出先で災害にあう可能性はありますよね?
丸山:
特に私は大学のある京都まで自宅から通っていて、電車に乗っている割合が大きいです。電車にいるときに地震があったらどうするのかというのは、いつも頭の片隅に置いています。
ちなみに元原君はいつもどこにいるんですか?
元原:
僕は基本的に学校と下宿先の往復なんですけど、アルバイトの時は学校のあるJR琵琶湖線の南草津駅から京都駅まで通勤しているので、もしその時に災害が発生したら帰宅困難になる可能性があります。
丸山:
地震に限らず天気予報とかも見ていると雨が続いたり、台風が来ると言われると災害が起きるかもしれないなとぼんやりと考えたりします。
またIVUSAでいろんな活動に参加してきたからこそ、そこに住む人たちのことが気になります。私はIVUSAの活動で熊本県の天草流木撤去活動に参加したことがあるので、そこの司書の方とやり取りをしていますが、熊本県で何かあった時にはメールとかをしていますね。逆に近畿圏で何かあるとその方も連絡をくれます。そういうつながりがとてもありがたいなと思っています。
元原:
IVUSAの会員がいろんなところに住んでいるのも大きいですよね。
丸山:
先月淡路島で地震があった際も関東の仲間が声をかけてくれました。そしてIVUSAでは災害が起こったらすぐに会員の安否確認をすぐに行うので、そういう意味では無関心になりませんよね。
つながりはとても貴重だし大切だと思います。

担当

吉田 龍平(東洋大学)

吉田 龍平(東洋大学)