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第36回 宮城県山元町復興支援活動レポート【2】

 今週もIVUSAが宮城県山元町で行った復興支援活動に参加した東洋大学4年の金岡 ゆきさんにお話を伺いました。インタビュアーは日本大学4年の花岡 篤史です。

花岡:
よく山元町に行っていますが、なぜ行くようになったのですか?
金岡:
IVUSAで発災当初から宮城県気仙沼市や宮城県石巻市での東日本大震災の活動は行っていましたが、発災から1年経った折に、全然ボランティアが入ってない山元町という地域があるということを通じて知り、活動に行くようになったのがきっかけです。
花岡:
何回山元町に行きましたか?
金岡:
9回です。
花岡:
1回~9回の中で町の変化、心境の変化等はありましたか?
金岡:
最初のほうは畑などに小さい瓦礫等がたくさんあるし、崩れかけている家などもありましたが、今はだいぶ綺麗になりました。瓦礫は瓦礫置き場に集めて置いてあるので、散らかった瓦礫は見なくなりました。
 あとは外灯が増えました。外灯は小さな変化かもしれないけれど、私としては大きな感動でした。
花岡:
2013年4月での現状はどうでしたか?
金岡:
山元町は海沿いにあって、行政の決まりで新しく家を建ててはいけないことになっていて、家を取り壊すか、リフォームするしかないのですが、圧倒的に壊す人が多いです。なので、家が段々と無くなっていくのを実感しました。
花岡:
私はまだ山元町に行ったことがないのですが、友達の話を聞いて山元町のボランティアに参加してみようと思いました。心構えのようなものはありますか?
金岡:
山元町の現状を知ることかなと思います。地域によって行政の現状も違うので、それを分かったうえで「何ができるのか」ということを考えて現地に入ることかなと思います。
花岡:
これからIVUSAは山元町でどのような活動をしていくべきだと思いますか?
金岡:
去年から活動してきたなかで、たくさんの現地の方とお会いしたし、いつもお世話になっている方々との信頼関係も築けていると思いますので、今年度はそれを活かして地域の声を聞いていきたいと思います。
 それと同時にイグネ(防風林)の伐採をして、その木でベンチを作り地域に戻そうと思っています。
花岡:
そのベンチはどこに置くのですか?
金岡:
津波の影響で山元町の線路が無くなってしまったので、町内を循環バスが回っています。しかし、そのバス停にはベンチが全くないので、立ってバスを待たないといけないのが現状です。そこにベンチを置きたいなと思っています。
花岡:
最後にリスナーの方にメッセージをお願いします。
金岡:
私は東北に行っても行かなくてもどちらでもいいと思っています。でも少しでも関心の目を向けてほしいなと思っています。
 私はたまたま山元町に縁があって行っていますが、そういう縁は必ずどこかで繋がっていくと思うので、普段からアンテナをちょっと伸ばして生活をして頂けたらなと思います。

 2週間に渡り金岡さんにお話しして頂きました。山元町での活動の様子はIVUSAのウェブサイトをご覧ください。

担当

宮本 将司(法政大学)

宮本 将司(法政大学)