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第111回  犬・猫の防災~食事は?水は?ワンちゃんネコちゃんが家族の命を救う!?~

東日本大震災時の愛犬の様子を基に、「ななみん」こと東洋大学の高橋七望が「犬・猫の防災」についてレポートします。聞き手は、「でんりゅう」こと東洋大学の吉田龍平、「ともきよ」こと法政大学の友清渉、「ぼのぼの」こと法政大学の松浦奈々です。
なお、今回は『クロワッサン特別編集 防災book 家族、ペット、そして私を守る』(マガジンハウス)を参考にしています。

 

ななみん:
みなさん、犬や猫を飼っていますか?

でんりゅう
ともきよ
ぼのぼの
飼ってないねー。

ななみん:
東日本大震災時、犬や猫はどのような状況だったと思いますか?

でんりゅう:
わかんないっすね。

ともきよ:
吠えてそう。

でんりゅう:
別の動物だとけっこう思い浮かぶんですよね。鳥が鳴いていたり。

ななみん:
わたしは犬を飼っています。(めっちゃうれしそうに)名前はオレンジです!

でんりゅう:
色もオレンジ?

ななみん:
(弾んだ声で)そうなんですよ!
震災時、家族は全員家にいなくて、オレンジ1匹の状態でした。
家族が全員帰宅したとき、オレンジはいつもいるゲージではないところにいました。たぶん、ゲージにいるときに被災したと思います。3.11以来、そのゲージに入らなくなってしまったんですよ。「じゃあね」と家族が出ていこうとすると、震え出したり…。

でんりゅう:
震災がトラウマになっちゃったんだ…。

ななみん:
それ以来、オレンジだけでお留守番をしてもらうことができなくなってしまいました。震災は、それほど犬や猫などのペットにストレスを与えた部分もあるんです。

ともきよ:
犬や猫にとっても怖かったんだね。

でんりゅう:
何か起こっているかわからないよね。この子たちには、地震についての知識がないだろうし。

ななみん:
『クロワッサン特別編集 防災book 家族、ペット、そして私を守る』中の「犬・猫の防災」によると、犬や猫は、避難所に連れていける場合とそうでない場合があります。中に入っていいところもあれば、外でお願いしますと言われる場合もあります。
犬や猫を飼っているみなさんは、お近くの避難所はペット同伴が可能かどうか、調べてくださればと思います。
食事は、ドライフード(硬いドッグフード)が主です。とくに猫は、CMでよく流れているササミなど、どろどろとしたペットフードを食べている場合が多いです。普段からドライフードに慣れておくことが重要です。

でんりゅう:
普段から慣れておかないと、現地で食べられないかもしれないもんね。

ななみん:
震災ですごくストレスを感じて、食欲がなくなることもあります。そこでまた食べたことのない硬いものとなると…。
水分もストレスで摂れなくなってしまうこともあります。「ペットスエットゼリー」というゼリー状の水分補給剤も出ているようです。

ともきよ:
ウィダ―INゼリーみたいな?

ななみん:
そうです。犬版の。
犬も賢くて、緊急地震速報などのアラームが鳴ると「やばい!」ことがわかるようになってきたりします。すぐに玄関の方にダッシュしてくれるんですよ。
だからこそ「避難ジャケット」を犬に着てもらおうというのがあります。洋服にたくさんポケットがついていて、いろんな防災グッズを入れられます。「地震だ!」と思ったら、着てもらって、そのまま一緒に逃げるというのもいいのではないでしょうか。小型~大型犬用まで揃っているようです。
人間は靴を履いて外に出ます。犬は履かないですよね?地震時はガラスなどが飛び散っているので…。

ともきよ:
肉球が危ない。

ななみん:
そのために、わたしたちが子どものときに履いていた靴下を犬に履かせてあげることも必要だと思います。
震災で行方不明になってしまったり、避難所や仮設住宅に入れずに捨てられたりした状態でいる犬や猫もいます。インターネットで調べれば、そうした犬や猫を保護する団体もあります。ぜひチェックしていただければと思います。

担当

丸岡 美貴(法政大学)

丸岡 美貴(法政大学)

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