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レポート部

第8回 被災地の現在(いま)?テラセン(おてら災害ボランティアセンター)の藤本 和敏さんに聞く?

 今回は、IVUSAが宮城県亘理郡山元町で活動する際にお世話になっている「おてら災害ボランティアセンター(通称テラセン)」の藤本 和敏さんにお話しを伺いました。藤本さんは、特定非営利活動法人ドリーム・ゲートのスタッフとして、宮城県の生活支援活動をされている方です。
 山元町は、震災当時の光景が今もまだ広がっている地域です。そこで活動している藤本さんは、どのような思いでボランティアセンターを運営されているのでしょうか。

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(現在の山北町の様子とおてら災害ボランティアセンターの皆さん)

テラセンを立ち上げた経緯を教えてください
 もともと山元町の沿岸部には長い間立ち入り制限があり、ボランティアが入ることはできませんでした。しかし、たまたま普門寺というお寺の住職さんと知り合い、普門寺の再生ボランティアを手伝うようになりました。山元町にはボランティアがいませんが、家を直そうと頑張っている方々も多かったため、住職さんと相談をし、普門寺でボランティアセンターをはじめようと決めました。なので、一般的にはボランティアセンターは社会福祉協議会で運営されていますが、テラセンは特殊で、民営という形で運営しています。
これまでどのような活動をしましたか?
 始めたばかりの頃は、津波や震災の影響で家がぐちゃぐちゃになってしまったお宅の、片づけをすることが多かったです。しかし最近では、家の再生だけではなく、土の整備や害虫駆除など、畑の再生作業が中心となってきています。また、塩で枯れてしまったイグネ(家の周りに生えている木)の伐採も多くなってきています。家主さん一人だけでは難しいこともあるので、できるだけ家主さんの希望に沿って、お手伝いをしていきたいと思っています。
今後の山元町をどのようにしていきたいですか?
 最近では少しずつ、地域の方の会が出来上がってきています。テラセンの近くでは、「土曜の会」という会もでき、地域の方々と毎週集まって、山元町の未来について話をしています。これからも、地域の方々の「こうしていきたい」という思いを側面から応援しながら、地域の人が望む町になるように、ボランティアという立場からお手伝いしていきたいと思います。

担当

岩村 友香里(日本大学)

岩村友香里(日本大学)