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第3回 避難所には何があるの?

今回は避難所について詳しく調べました。
 普段私たちが住んでいる地域に必ずある小学校や中学校等は有事の際、避難所として機能します。しかし避難場所は知っていても、どういう設備が用意されているのか?食料は備蓄されているのか?
 避難した後の詳しい流れを知っている方は少ないと思います。
 今回私は避難所の詳しい設備と行政は普段どのように災害に備えているのか?
 自分の地元の自治体の危機管理担当の方にお話しを伺いました。

 
避難所は誰が運営しているの?
 基本的には各地域の自治体が運営し、普段は有事に備えて避難所運営会議が開かれ、避難所運営をスムーズに行えるように、計画しています。
物資はどれくらい備蓄されているの?
 ここでは、避難所に設置されている倉庫と各避難所に足りないものが出た場合に補充できる広域倉庫があります。基本的に中学校に備蓄品倉庫があり中学校から近隣小学校に物資を分けるという流れでしたが、東日本大震災以降小学校にも備蓄倉庫を設置するなど、備蓄倉庫のさらなる充実が計画されています。
備蓄倉庫の中身は?
 倉庫にはアルファ化された五目飯、おかゆ、乾パン、乳幼児用に粉ミルク等の食料  生活必需品の毛布、トイレットペーパー、紙おむつ、女性品、哺乳瓶。  シャベル、ロープ、コンロ、発電機等の資器材。簡易トイレ、医薬品が備蓄されています。また自治体のホームページには、防災計画書が無料で観覧でき、倉庫内に保管されている物資の詳しい数量までが確認できます。
水は給水車が避難所に来るから大丈夫?
 給水車も限りがあるので、到着がまちまちです。給水所があるのでぜひ利用しましょう。また、各自で水を入れるボトルを用意すると便利です。
※ボトルが無くても25?のゴミ袋でも水を入れられるので便利です!
避難所にはどれくらい受け入れられるの?
 明確に何人という規定はありません。状況に応じて変化します。
 体育館が収容できなくなった場合は、教室を解放する、校庭にテントを設置するなどの受け入れ処置を行っています。また老人や障がいを持った方には地域の老人ホームを解放した、福祉避難所を設置しています。
 また、住居が無事の場合は寝るときは自宅で眠るなどの、住民の協力が不可欠です。

避難所には何があるの?
震災時避難場所を示すステッカー
(横須賀市)

 このように、行政は、市民の安全のために、有事の際に備えて常に対策を練っています。また、各市役所、区役所のホームページには防災計画書が無料で観覧できます。
 ただ、避難所の運営を全部、役所の人たちがやってくれるわけではありません。特に大災害においては、行政機能がマヒすることも考えられるため、避難所地域住民同士が連携しながら、主体として避難所を開設・運営を行う体制を整えておく必要があります。

 普段から地域の避難所の場所を確認するだけでなく、地域の防災訓練にも参加してみてはいかがでしょうか。

担当

石井 将(国士舘大学)

石井将(国士舘大学)