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第91回  「防災ずきん」について

 今週は「すなっち」こと法政大学の砂田 和樹が「防災ずきん」についてお話します。一緒にお届けするのは「飯田市」こと法政大学の飯田麻友です。

すなっち:
突然ですが、最近悩みがありまして、所属しているゼミの教室の椅子がすごく硬いんです。

飯田市:
そうなんですか。

すなっち:
そうなんです。すごく硬いので、クッションが欲しいと思い、近所のイトーヨーカドーを見てみたところ、防災ずきんが置いてあったんです。防災ずきん知ってますか?

飯田市:
知っています。小学生の頃に使っていました。

すなっち:
僕も小学生の頃にずっと使っていたので、「防災ずきんいいんじゃないか」と思い調べてみたところ、防災ずきんを知らない人が大勢いたんです。神奈川県は防災ずきんが普及しているのですが、北海道は全く普及していないんです。知っていましたか?

飯田市:
知らないです。

すなっち:
ですよね。では何故、神奈川県に普及したのかというと、1970年代「川崎に大地震がくる」という噂が流れ、学校側もまずいということで、防災ずきんを使おうとなったことがきっかけのようです。防災ずきんがイメージできない方は映画「火垂るの墓」の節子が被ってたものをイメージして下さい。防災ずきんは、防災面でもよく、最近のはすごくふかふかしているので、クッションとしても利用できると思い、色々調べてみました。では、防災ずきんは、どのような効果があるか知っていますか?

飯田市:
物が落下してきた時に、頭を守るためのものだと思っています。

すなっち:
そうです。また、炎を消す役割もあるんです。防災ずきんは、3,000円以下のもので、認定品と非認定品があります。そこで、国民生活センターの子ども用防災ずきんの安全性レポートに、認定品と非認定品を各8種類ずつで実験した結果が記載されていたのでご紹介します
この実験では、衝撃吸収率と炎がどの位消えやすいかを比較していて、認定品は衝撃吸収率が85%でした。

飯田市:
すごいですね。実感がわかないです。

すなっち:
非認定品の衝撃吸収率は40%に満たないそうです。

飯田市:
非認定品は、認定品の半分以下の吸収率ということですね。

すなっち:
そういうことですね。炎の消えやすさでは、認定品は自己消火できるのにも関わらず、非認定品は完全に燃えてしまいました。

飯田市:
すごい差ですね。

すなっち:
差ですね。飯田市は、何か防災ずきんの思い出はありますか?

飯田市:
小学生の頃に、避難訓練を毎月行っていて、私はピンク色の防災ずきんにチップとデールのカバーをつけていたので、カバーをはずすのが面倒で、防災ずきんは被らずに頭の上に乗っけていただけでした。

すなっち:
全く意味ないですね。でも、僕も6年間同じ防災ずきんを使っていたので、ペチャンコで、ずきんとしての意味がないと思っていました。国民生活センターによると、ペチャンコになったら、「すぐに買い換えろ」ということなので、もしお子様がいらっしゃる方は、そのようなペチャンコの防災ずきんになっていたら買い換えてあげて下さい。
ここまで、認定品と非認定品の話をしてきたのですが、認定品は「防災ずきん」という名前で、非認定品は「防災クッション」という名前で販売されているので参考にしてみて下さい
また、僕が小学生の頃は、デザインで防災ずきんを選んでいたのですが、好みのデザインでなく、万が一に備えて、性能や劣化などを考慮して、保護者の方はご購入を検討してみてはいかがでしょうか。

担当

担当:飯田 麻友(法政大学)

担当:飯田 麻友(法政大学)

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