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第79回  被災したペットへの支援

今回は「ななみん」こと東洋大学の高橋 七望と、「でんりゅう」こと東洋大学の吉田 龍平がお届けします。

ななみん:
突然ですが、でんりゅうさんはペットを飼っていますか?

でんりゅう:
自分はアレルギーなので飼っていないんですよ。でも見るのは好きですよ。猫派です。

ななみん:
私は犬派というか、どっちも好きなんですけど、家では犬を飼っています。東日本大震災の時に、家では犬一匹しかいなくて、それがとても怖かったのか、その後は独りぼっちにされることを嫌がるようになりました。犬を飼っている友だちも、同じように怖がるようになったと言っていました。
それで、被災した動物について興味を持って調べてみました。環境省のウェブサイトによると、159 区市町村のうち、避難所を設置したとの回答が得られたのは 145 自治体でした。また、このうち、ペット同行の被災者が滞在する避難所があったのは 64 自治体でした。さらに、このうち 35 自治体において、ペットを受け入れる(飼養する)にあたっての条件やルール等が設定されている避難所がありました。

でんりゅう:
結構多いね。

ななみん:
でも半分はいっていないくらいなので。仮設住宅の方は、159 区市町村のうち、仮設住宅を設置したとの回答が得られたのは 90 自治体で、ペット飼養可の仮設住宅がある自治体は 34 自治体でした。被災して仮設住宅に入りたいけど、ペットを連れて行けなので入れないので、一時預かりにお願いしようという依頼が殺到したそうです。
このような現状を受けて、天災・人災など不測の緊急災害において被災した動物の救護及び円滑な救護の確保を目的とする「どうぶつ救援本部」が立ち上がりました。ここのウェブサイトには、「飼い主さんが見つかりました」という暖かいニュースがある反面、「まだ行方不明です」という情報が写真付きで載っていたり、これくらいの動物たちが犠牲になったというデータがあったりします。その他にも、動物にどのような支援が必要とされているかの情報も載っています。

でんりゅう:
ちょっと気になったんだけど、震災が起きた直後というのは、人間に対する支援も充分ではないのに、ペットを支援する余裕はあるのかな?

ななみん:
なるほど。それは私もそう思います。ただ、私は「自分がしたい支援」をすることが重要だと考えます。私は動物が好きで、犬も飼っているし、被災した動物たちに対して里親になったり、ドッグフードなど動物が喜ぶ支援をしたりしたいと思いますが、それよりも人を支援したいという人はそのような支援をされるというように様々な選択肢の中から選んでいくことが必要なのではないでしょうか。

担当

高橋 七望(東洋大学)

高橋 七望(東洋大学)