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第74回 防災に使える宇宙食

 東洋大学の「でんりゅう」こと吉田 龍平と「ともきよ」こと法政大学の友清 渉がお送りします。
 今回は宇宙食が非常食に使えるということを発見いたしましたので、自分なりの考えをお話します。これを調べることになったきっかけは、僕が中学二年生の校外講習で博物館に行きまして、そこで宇宙食を食べたことです。現在防災ラジオに関わってから、今回使えるんじゃないかということでふと思い出し、案を出してみました。ともきよさんは今まで宇宙食にどんなイメージを持っていましたか?
ともきよ:
小さい頃、福岡県にある「スペースワールド」って遊園地で宇宙食を食べたことがあるんだけど、ぱさぱさしてた。口の中が渇くよね。

でんりゅう:
自分も今までのイメージで宇宙食は何とも言えない感じでしたが、よくよく考えたら宇宙飛行士がミッション達成のために何か月も宇宙空間に滞在しているなかで栄養失調って聞いたことがありませんよね。

ともきよ:
確かに聞いたことがないね。

でんりゅう:
実際に災害が起きた場合の避難所でも、宇宙食を食べて生き延びることができるんじゃないか……なんて考えるようになりました。

ともきよ:
発想の転換だね。

でんりゅう:
宇宙食という言葉を辞書で引いてみますと、「重力の無い宇宙空間でも摂取できるように開発された飲食物である」と書かれてありました。重力がない状態で簡単に調理ができるっていうのは凄いことです。

ともきよ:
慣れない環境でご飯を作って食べると考えると宇宙食って凄いね。

でんりゅう:
NASAが開発しました「サバイバルフーズ」というものがあるんですけども、これ25年間もつんですよ。

ともきよ:
長いな!

でんりゅう:
これの凄いところは生産して25年経って、開発者が食べたそうなんですよ。開発者曰く問題なかったそうです。これを食べる勇気もすごいですよね。

ともきよ:
食べ物もそうだけど食べ物を入れる容器が25年もったのもすごいね。

でんりゅう:
缶なんですけど特殊なコーティングがされていたようです。宇宙食は容器も中身も凄くこだわっているということがわかります。あともう一つ。軽さです。

ともきよ:
軽さ?

でんりゅう:
宇宙食は基本ドライフーズなのでたいへん軽く、水をかければみずみずしさが戻ります。宇宙食はフリーズドライで真空パックされて保存されていますので、軽く、持ち運びが便利なんです。袋に放送されていますので開け閉めも簡単です。

ともきよ:
それは普通の非常食とは少し違うね。

でんりゅう:
そして、宇宙食って意外とバリエーションが多いんですよ。例えばパンとかアイスクリームがありますし、たこ焼きもあります。フルーツをフリーズドライしてそのまま食べられるというのもあります。

ともきよ:
ところで、宇宙食ってどういうところで売ってるのかな?毎回スペースワールドで買うわけにもいかないし。

でんりゅう:
宇宙関連施設を取り扱っている博物館の売店とか、施設を除けばインターネットでの通販ですね。やはり珍しいものですので。

ともきよ:
その辺のスーパーとかで買えるわけではないんだね。

でんりゅう:
それだったら防災食がありますからね。

ともきよ:
非常食のバリエーションを持たせようって宇宙食は面白いね。

でんりゅう:
まとめということで、目線ですね。同じ非常食でも目線を変えてみるといろいろと応用できるものがあるのかなと思いました。色んな情報がある中で自分で考えてそれを防災に応用していただくのが僕の今回伝えたいことです。

収録の様子(左側が担当の友清)
収録の様子(左側が担当の友清)

担当

友清 渉(法政大学)

友清 渉(法政大学)