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第63回 乳幼児のための防災グッズ

 災害時避難所には、老若男女問わず多くの人々が集まります。その中にはもちろん乳幼児を連れたお母さんもいらっしゃるでしょう。母体も気になりますが、デリケートな乳幼児に対し、私達はどんな備えができるのか。お母さんたちだけではなく、より多くの人がその情報を共有しておくことに意味があるのではないでしょうか。そこで今回は乳幼児のための防災グッズについてご紹介します。
(参考:北極しろくま堂有限会社公式ホームページ

● 氷砂糖またはスティックシュガーと水

 これをコップに入れて清潔な水で溶かし、赤ちゃんに与えます。スティックシュガーの方が溶けやすく扱いやすいので、赤ちゃんがいらっしゃるご家庭は是非防災グッズに加えてみてください。お湯があればお湯を使います。砂糖4グラムに対し80cc、5グラムに対し100ccのお湯を目安に溶かし、ひと肌くらいの温度で与えてください。

● スプーン

 災害のショックでお母さんの母乳が出なくなってしまうことがあります。そんな時、スプーンがあれば赤ちゃんに水分を取らせることができます。生まれたばかりの赤ちゃんでもスプーンで飲むことは可能みたいです。

● さらし

 おむつの代用品として使用します。9~10メートルあるさらしを半分に切り、片方はおんぶひも、もう片方をまた裁断しておむつとして使用します。市販の紙おむつから吸収体だけを取り出し、さらしを吸収体代わりに当て使用します。汚れたらさらしだけ洗いましょう。

 今回ご紹介したのは乳幼児のための備えの一部ですが、さらしのように着帯日等の通過儀礼で使ったものも防災グッズとして利用できます。新しく開発された防災グッズを使用するのも良いですが、このような伝統的慣習の中にも利用できるものを探してみてはいかがでしょうか。

担当

上田 歩(中央大学)

上田 歩(中央大学)