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第51回 ペットと防災 〜特に犬の場合〜

 災害時、被災するのは人間だけではありません。もはや家族同然であるペットも被災します。しかし「ペットの防災」を意識したことはあるでしょうか。
 今回は実際に先日の竜巻被害で愛犬の秋田犬も被災された、北条まちづくり振興会メンバーである宮本 孝さんと共に防ラジメンバーが考えてみました。プレゼンターはでんりゅうこと、吉田 龍平です。

吉田:
 皆さんは被災した時、ペットについてはどうしますか。
石井:
 僕は金魚やカブトムシとかしか飼ったことがないんですよ。カブトムシならそれこそ片手で掴んで避難という感じですかね。
丸山:
 私は一切ペットを飼ったことがないけど、やっぱり片手で抱えて非難するのかなと思います。食料を探すのは難しそうだけど、少しでも栄養になりそうなものを与えたいですね。そう考えると非常用のペットフードってないのかなあ。
石井:
 非常用バックにペットフードは詰めておいた方がいいよね。
宮本:
 私は秋田犬を飼っています。これは先日の竜巻被害の時のお話なのですが、実はその時秋田犬以外の家族はみんな家に居ませんでした。秋田犬は音に敏感で被災後2か月間はあまり食事を取りませんでしたね。
石井:
 繊細ですね。
宮本:
 最初はなんで食べないのだろうと思っていました。でもどんなに考えても原因は竜巻しか考えられなかった。家に一人ぼっちできっとものすごく心細かったのでしょうね。他に家族が誰か家に居たのならもう少しショックは和らいでいたのかもしれません。しかし、秋田犬は気軽に連れ出せるほどの大きさではありませんから。
丸山:
 そんなこともあるのですね。
吉田:
 ここで避難所でのペットの在り方にも注目していきたいと思います。避難所ではやはり、ペットと一緒に避難しても居住地は別々になってしまうみたいです。これは感染症予防ですね。もちろんペットの面倒は飼い主がみるのが基本です。また非常時だからこそ、ペットとの信頼関係も大切みたいです。
丸山:
 やっぱりそこが一番大事なのですね。
吉田:
 はい、それと近所の人との協力も大切ですよね。誰のペットかが分かっていればペットの救助も円滑に進みます。もう少し紹介すると、ペットの防災において必要なものがあります。3日分の食料と水は欠かせませんね。
丸山:
 人間と一緒なのですね。
吉田:
 避難所にはペットフードの備蓄はありませんからね。あと管理の面でケージとリード、首輪は必要みたいです。持病があるペットは常備薬も必要です。
宮本:
 これは考えさせられますね。
吉田:
 あとこれはあまり意識したことがないかもしれませんが、鑑札と狂犬病予防注射票などの装着が必要です。鑑札はそのペットの身元確認のため、狂犬病予防注射票などは感染病予防のためですね。
丸山:
 それは確かに大切ですね。
宮本:
 私のところの犬も狂犬病予防注射をしました。やはり噛まれた時が不安になりますものね。防災用品というと人間のものを考えがちですが、こういったペットに対する備えも必要ですね。最低でもペットフードとリード、そしてトイレ用品も揃えておきたいと思います。

担当

上田 歩(中央大学)

上田 歩(中央大学)