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第50回 バーベキューで防災を学ぶ

 「大学生といえばバーベキュー!バーベキューといえば大学生!!」と言っても過言ではないほど、大学生にとって、ゼミやサークルのイベントにバーベキューは欠かせません。

 実は、バーベキューは、非常時を生き抜く力を身につける助けになるんですよ!
 1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災の際、アウトドアグッズは大活躍したのです。テントを張り、ガソリンコンロなどを持って、食べ物を焼いて、非常時をしのぐ人は多くいました。

 ここで、バーベキューをする上で、知っておくと便利な豆知識を防災的観点から3つほど紹介します!

1. 一家・一車に一台!使い捨てコンロ!!

 土台、炭、網、着火剤がセットしてあります。1時間半くらい使えます。2~3人ほどの少人数バーベキューにおすすめです。安くて500円ほどから購入できます。
 非常時のため、備えてみてはいかがでしょうか?

2. ミシシッピテストでめざせエコ!

 ミシシッピテストとは、火の温度を推測する方法です。火の上に手をかざして、何秒間耐えられるか?で判断します。アメリカで考えられました。

【推測方法】

 焼き網の上20cm程度の所に手をかざします。
「ワンミシシッピ、トゥミシシッピ、スリーミシシッピ…」と、ミシシッピと言う言葉を使ってカウントします。
 トゥミシシッピかスリーミシシッピあたりで限界なら、かなりの高温(230℃以上)で、直火で肉を焼くとすぐに焦げてしまう火の強さです。
 ちなみに、肉を焼く適温は約200℃と言われています。
 このテストを使えば、食材を焦がす心配が少なくなって、ムダの削減ができそうですよね!1つの食材もムダにできない非常時ならば、より必要になるのは言うまでもありません。

3. 引火と焦げの救世主!水鉄砲!!

 バーベキューの大敵の一つが引火。焼き方の基本は、「遠火の強火」。炭の遠赤外線効果で、中まで火を通すためです。脂質の多いお肉からは油がしたたり、それが引火して燃え上がることがよくあります。
 もう一つの大敵は焦げ。火加減をよく見ていないと、あっという間に真っ黒に。
 そんな時は速やかに水鉄砲でジュッとひと吹き!
 ふざけているように見えるかもしれませんが、最も効率的に引火と焦げを阻止できる方法なのです。ピンポイントで獲物を狙えます。100円均一などで手に入る子ども用のオモチャで十分です。バーベキューセットにプラスしてみては?水遊びをすれば、非常時の息抜きにもなるのではないでしょうか?

 楽しみながら、非常時を生き抜く力も身につくバーベキュー!秋の行楽シーズンにぜひいかがでしょうか?

担当

丸岡 美貴(法政大学)

丸岡 美貴(法政大学)