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第34回 災害時における組織内での連絡体制

 今週は「災害時における組織内での連絡体制」について、防ラジメンバーの吉田 龍平(東洋大学)、鎌田 隼人(法政大学)と話し合いました!

丸岡:
「災害」で記憶に新しいのは、2011年3月11日に発生した東日本大震災だと思うんだ。わたしたちが所属する組織は学校だよね。そのとき学校から通知はきていた?
吉田:
当時は高校2年生でした。インターネットはつながりにくかったんですけど、安否確認はすぐにできました。インターネットに学校専用のサイトがあったんですよ。そこからメールが届くんです。
丸岡:
どうやって通知するの?「自分は無事」とか「無事じゃない」とか。
吉田:
コメント欄がついているんです。そこに自分の状況を書いて送信しました。
丸岡:
高校でそういうシステムがあったってすごいねー!鎌田はどうだった?
鎌田:
僕は山形の高校2年生でした。地震がきたとき高校にいたんですよ。電気が消えました。体育館に避難するよう学校の方から誘導が出ました。学校から各家庭の緊急連絡先に連絡がいったらしいです。「学校に避難しているから、子どもは安全だ」「できれば迎えにきてほしい」という内容だったみたいです。
 次の日の学校の情報はわからない場合もありました。街の中心部に住んでいる友だちは、パソコンもWi-Fiも使えたので、学校のホームページから情報を得ていました。電気が使えない友だちは、彼らからメールで学校の情報を得ていました。停電が1日以上続いた地域も多くて、連絡網も機能していない状態でした。
 電気が復活してからは、担任の先生が各生徒に直接電話して安否確認をしていました。
丸岡:
震災からどのくらいで電気が復旧したの?
鎌田:
2日以内には復旧しました。住んでいたのは割と街中だったので。郡部の方になると、5日近く復旧にかかったと聞いています。
丸岡:
わたしは大学1年生でした。当時は家にいて、ドラマ『3年B組金八先生』第1シリーズを見て感動していました。
 その日の夜19時くらいにIVUSAから安否確認の連絡がきたんですよ。「なんかすごいしっかりした団体だなー」って漠然と思った記憶があります。そのときIVUSAの活動そんなに頑張ってなかったからね。
 今思うと、すごく大切なことだったなー、って思います。災害救援活動をする団体としてもね。
 IVUSAには災害時の連絡網があることをこのとき知りましたね。IVUSAは関西にもあります。4月13日に発生し、最大震度6弱を記録した「兵庫県淡路島地震」でも、連絡網は機能しました。発災後、2、3時間で関西のIVUSAの学生の安否を確認できたそうですよ。

 災害が起こる前に、連絡体制について、家庭内でも組織内でも考える必要があると改めて考えました。
 多くの組織には災害時の対処に関するマニュアルがあると思います。知っている方はそれを心に留め、知らない方は確認していただきたいです。もし、マニュアルがない組織にいらっしゃる方は、マニュアルを作るための話し合いを起こしていただきたいです。

担当

丸岡 美貴(法政大学)(写真中央)

丸岡 美貴(法政大学)(写真中央)