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第116回  年末年始の旅行「火山活動への備え」

 今回の情報部は「かまた氏」こと、法政大学の鎌田隼人が、年末年始に活火山の山間部へ旅行に行く際の、「火山活動への備え」についてご紹介します。聞き手は「ともきよ」こと法政大学の友清渉と「きっしー」こと東洋大学の岸本匡史です。

 

かまた氏:
まず、ともきよさん、年末年始、行ってみたいところはありますか?

ともきよ:
そうですね、僕はサイパンに行きたいです!

きっしー:
僕は、親戚のいるアメリカに行きたいです!

収録の様子
収録の様子

かまた氏:
海外、いいですよね。僕は、「天国にいちばん近い島」とも言われる、ニューカレドニアに!!というのは置いておいて、今回は国内に絞って、どんなジャンルの場所に行ってみたいですか?

ともきよ:
やはり、寒くなってきたこの時期、温泉に浸かってゆっくり過ごしたいものですね。

かまた氏:
温泉!!そうですね!この年末年始を利用して、各地の温泉地に行かれる方も多いと思いますが、「温泉」というと、何と密接な関係があると思いますか?

ともきよ:
温泉卵、雪見風呂…

かまた氏:
確かに、そういったものも、ありますが、今回お伝えしたいのは場所のことなので…(汗)
温泉と火山というのは密接な関係にあります。例えば、関東近郊の有名な温泉地である箱根や、宮城県の蔵王は、山間地にあり、その多くが火山です。活火山、休火山含め、以前に火山活動のあった地域に温泉地は多くあります。
火山と言えば、2014年9月27日に御嶽山が噴火しました。御嶽山は噴火の危険性が高いと指定されていたのか調べてみたところ、火山には噴火予報レベルというのがあり、レベル1,2,3,4,5となっています。レベル5というのが最も深刻なレベルですが、今回噴火した御嶽山は、レベル1なのです。レベル1というのは活火山の中でも、最も平常で、危険性の少ないとされているレベルなので、今回の噴火は、平常の状態から突然噴火したという事になります。
今回、多くの犠牲者が出てしまったのは、こうした予測のずれも一つの要因だったと思います。このレベル1の活火山としては、近年噴火の危険性について話題にされることの多い富士山や、先ほど温泉地で出させて頂いた箱根山なども挙げられます。このように、多くの活火山がいつ噴火するか、正確に予測できない中で、私たちが出来る事は、いざという時の対処法をあらかじめ知識としてつけておくという事と、対処に必要な物を携帯するという事だと思います。
例えば、御嶽山の噴火では、噴石の直撃により、多くの方が負傷、犠牲になられました。助かった方の話として、頭を金属製の水筒の入ったリュックでガードした。というものがあります。突然の噴火への備えとしては、ヘルメットなど、衝撃を吸収できるものを携帯するのが最善です。また、事前の防災としては、旅先周辺で、噴火した場合、避難できそうな場所はあるのかという事を、調べておくのも有効ですね。
年末年始、旅行される方も多い事と思いますが、ぜひ、気を付けて、楽しんできてください!!

 

担当

鎌田 隼人(法政大学)

鎌田 隼人(法政大学)

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