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第111回  視覚障碍者向け防災のポイント

情報部です。今週は「でんりゅう」こと東洋大学の吉田龍平と「ぼのぼの」こと法政大学の松浦奈々がお送りします。
実はリスナーの方からメールをいただきました。

 

静岡県沼津市、ニックネームわらびもちさんから「10月13日の放送を聞きました。私は視覚障害を持っていて、大きな災害が発生したとき一人で避難することができません。みなさんには視覚障碍者の防災について考えて欲しいです」というメールが届きました。

 

ということで、今週と来週の情報部で「視覚障碍者向けの防災」を取り上げていきたいと思います。今週はその中で事前に準備しておかないといけないことや、災害発災時のポイントを紹介します。

 

防災ラジオ_第111回_収録風景
防災ラジオ_第111回_収録風景

でんりゅう:
皆さんは視覚障碍者向けの防災にどんなイメージがありますか?

ぼのぼの:
東日本大震災の時に問題になって対策しないといけないと言っている段階だと思います。

でんりゅう:
ありがとうございます。健常者の方がハンディを持った方を助けられないか、こういう現状を知ってもらいたいということが一つです。全員が理解しておくことによって人助けが可能になります。

-災害発生前に必要な行動-
①避難経路の確認

→東日本大震災の時、視覚障害者で避難している方が体験したことが近くの避難所ではなく遠くの避難所で発見されたことがありました。事前に確認しておかないと避難が大変になります。
②適切な要援護者登録を
→阪神淡路大震災以降、要援護者避難に対して避難誘導や必要な特別な支援を受けやすくなります。

 

-災害発生後のポイント-
①避難するときは「私は目が見えないです」と大きな声を出して近くの人に助けを求めてください。
②持病の薬、白杖、ラジオ、ライトは肌身離さず持ってください。

 

-視覚障害者向けベスト-
よく目立つ黄色いベストで「私は目が不自由です」という言葉が書いてあります。他の人に自分の状況を伝えることができます。これによって周りから介助されやすくなったり、対処をしてもらったりもできます。またこれには笛がついていますので身動きが取れなくなった時など他の人に伝えられます。

 

-避難所についてから-
通常の避難所とは別に福祉避難所が開設されることがあります。特別な配慮を必要とする人を受け入れる二次避難所です。特徴はトイレや階段がバリアフリーかされている、通風・換気の確保、冷暖房の設置、情報発信設備が置いてあります。

 

今回視覚障碍者向け防災を調べましたが、自分でも知らないことがたくさんありました。視覚障碍者の方を助けるというときになったら全然知識がありませんでした。このいただいたメールを良い機会にして、みんなで勉強して自分の身は守りつつ、一人でも助けられたらいいと思いました。以上情報部でした。

担当

吉田龍平(東洋大学)

吉田龍平(東洋大学)

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