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第102回  災害がきっかけで始まったお祭り②

情報部では先週に引き続き新潟県関川村の平田大六村長に取材をしています。1967年(昭和42年)の8月28日に発生した羽越大水害と村に伝わる大里峠の大蛇伝説をテーマに1988年(昭和63年)から村民の祭りとして大したもん蛇祭りは行われています。祭りは毎年8月下旬に行われ、大蛇パレードのほかにも灯篭流し、花火大会、盆踊り大会なども行われています。

今週は羽越大水害が起きた時の話をお伺いします。担当は立命館大学のたいちこと柴田太一とアミーゴこと高畑あゆみがお送りします。

 

たいち:
それでは8月28日という日はどんな日でしたか?

平田村長:
過去においても大災害があったかもしれませんが、書物に残っているものを参考にすると羽越水害は大災害ですね。

たいち:
それはどういった災害ですか?

平田村長:
この村には東から西にかけて荒川が流れていますが、8月28日は朝から大雨でその雨が全部川へ流れ込みました。村には川には大きな支流が10個ほどあり、支流が雨を全部流してしまいました。支流ごとに大水が流れていました。これは大水だけではなく崖崩れ・山崩れなどの被害があって、村の70%ぐらいの人が被害に遭っています。家も流されたり、逃げるときに流されたりなど34名が命を落としています。行方不明者も多かったです。

たいち:
当時災害が起こった時は大変な状態でしたよね。

平田村長:
もうそりゃ大変で28日に大騒ぎして29日の朝見たら村が田んぼが大きな川になっていました。川幅が現在は200mぐらいですけど、あの時の川の幅は1kmぐらいあったと思います。

アミーゴ:
今と比べて5倍ですね。

たいち:
ちょっと想像もできないですね。ちなみにこの災害の名前は何ですか?

平田村長:
羽越大水害ですね。一時何が起きているのかわからず、また、村の状況がわかるまで2~3日かかりました。災害支援の本部に行くまで船で行きました。そして本部まで行くと関川村は壊滅したという情報を災害発生後3日目に聞きました。

たいち:
すごく大変でしたね。昭和42年の8月28日に起こった羽越大水害の過去を忘れないために今大したもん蛇祭りがおこなわれるということですね。村長ありがとうございました。

先週と今週の2週にわたって新潟県関川村の平田大六村長にお話しを伺いました。取材してきた学生はIVUSAを通じて関川村のインターンシップに行っていた学生でした。取材にご協力いただいた皆様ありがとうございました。

担当

吉田 龍平(東洋大学)

吉田 龍平(東洋大学)

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